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小樽観光へお越しになる方の中には、近隣の市町村へも足を伸ばして観光に行くという方も多いはず。
小樽からは車で約2時間圏内の魅力的な市町村がたくさんですから、せっかく北海道に来たならいろんな地域を楽しみたい！

今回は、7月、夏ということで、海の美しさが最盛期を迎える積丹（しゃこたん）のおすすめスポットをご紹介します！

小樽から積丹（神威岬駐車場まで）へのアクセス方法
■車の場合…市内中心部より約1時間半
■バスの場合…小樽駅前より乗車、約2時間20分（北海道中央バス2023夏ダイヤ時刻表）

積丹についてご紹介いただくのは、小樽市出身、現在積丹にて「岬の湯しゃこたん」を運営するまちづくり会社㈱SHAKOTAN GOの五十嵐慎一郎さんです。

五十嵐さんに教えていただいた、積丹のおすすめ観光スポットを4か所ご紹介いたします！

①神威岬

これぞ、岬of岬。積丹半島の先端で日本海へとツーっと突き出すこの景観はどうやって生まれたんだろう？と地球の奇跡を感じざるを得ないスポット。
神威岬では、岬の途中にある「女人禁制の門」をくぐると、両側にシャコタンブルーの雄大な眺めが広がる遊歩道「チャレンカの小道」を歩き、その先端まで歩いていくことができます。
神威岬は遊歩道の先端まで往復４０分程かかるので、閉門時間にご注意を。

神威岬/積丹観光協会HP
北海道積丹町神岬町（Googleマップ）

②岬の湯しゃこたん

積丹半島の崖の上に位置する、岬の湯しゃこたんは、日本海をどーんと一望できる露天風呂が最高すぎる絶景の温泉です。
神威岬と積丹岬にはさまれて水平線に沈む夕日。そのマジックアワーは異次元へのいざない。
多くの人に愛された町営温泉でしたが経営不振で閉館。2022年に民間企業譲渡という形で復活しました。
ボタニカルをテーマにしたサウナは、隣のクラフトジンの蒸留所で栽培する様々なハーブを煮出しており、ロウリュという蒸気浴も楽しむことができます。食堂も新メニューが続々。
四季折々の表情をみせる積丹の自然を感じながら、ととのっちゃってください！

岬の湯しゃこたん / ホームページ
北海道積丹郡積丹町大字野塚町212-1（Googleマップ）.

③積丹スピリット

国内の酒業界が大注目するクラフトジンの蒸留所。
自前で農場を運営し、ジンに用いるボタニカルを自家栽培。
さらに植物ごとに蒸留をおこなうことでシングルボタニカルの原酒ライブラリーをつくりながら、唯一無二のクラフトジンを世の中に送り出しています。
普段は見学できないものの、定期的に蒸留所見学ツアーを開催しているので、ぜひSNS等で情報をチェックして、訪れてみてください！

積丹スピリット / ホームページ Instagram
北海道積丹郡積丹町野塚町 字ウエント229－1（Googleマップ）

④島武意海岸

僕が幼少期から家族で通っていた海岸です。海って、こんなに美しいんだと教えてもらった場所。
山をのぼり、人がすれ違うのがやっと！というトンネルを歩いて進むと、突如現れる紺碧の海。つづら折りの遊歩道で崖を下ると海岸に降りることもできます。日本渚100選。

島武意海岸/積丹観光協会HP
北海道積丹郡積丹町入舸町（Googleマップ）

積丹は魅力が詰まった街

最後に、積丹観光協会の会長でもある「積丹料理ふじ鮨」の佐藤社長より積丹の魅力をお話しいただきました。
ふじ鮨は創業50年以上、佐藤社長自身も積丹出身です。

（積丹料理ふじ鮨　佐藤社長より）
積丹の一番の売りは、なんといっても神威岬・積丹岬・黄金岬の3大岬。海岸沿いにある奇岩も大変絶景です。
それからなんと言っても夏のウニ。積丹のウニは今やブランド化しています。
また、秋にはマグロやブリも上がります。

（積丹料理ふじ鮨　佐藤社長より）
最近の観光の目玉としては、約70年前に神威岬灯台で使用していた第一等不動レンズが里帰り（カムイ番屋にて展示）している事でしょうか。
また、積丹スピリットさんの積丹ジンも話題になっています。
新しい観光コンテンツにも注目です。

7月は積丹でもウニの漁期。ふじ鮨さんでウニ料理を楽しむのもおすすめです！

■ふじ鮨は北海道に4店舗あります　ホームページ
▷積丹本店　▷小樽店　▷余市店　▷ニセコ店

積丹で活動されている方々から、積丹の魅力をお伺いしました。
小樽で一泊二日、1日目は小樽で、2日目は積丹へ…なんてプランもステキです。
この夏は小樽はもちろん、少し足を伸ばして積丹へも行ってみてください。

積丹のもっと詳しい観光情報はこちらから
■一般社団法人 積丹観光協会　ホームページ
TEL 0135-44-3715