観光案内所からのお知らせ
港湾荷役の利便を計るために、1923(大正12)年に完成を見た小樽運河は、明治期の石造倉庫群の前面に構築されたため、長い歴史のなかで運河と倉庫が混然一体となって、黄金期の小樽を象徴するものとなりました。
2023(令和5)年、「小樽運河100年」を記念し、当館は、運河を描いた収蔵品とともに、さまざまなアーティストによる芸術作品をご紹介しています。
このたび、小樽市在住の写真家・眞柄利香の運河写真に着目いたしました。眞柄の写真は、長い運河論争が終わって小樽活性化の核となっていった新しい運河とその周辺にあります。日常的に運河に通い身近な存在となった運河から、さまざまな情感や美を見いだしています。眞柄の視点は新鮮であり、同時代を生きる私たちにとって、深く共感できるものです。
本展は、運河をテーマとした眞柄利香の自選写真を中心に展覧いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・市立小樽美術館hpより
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●●●小樽運河100年記念企画眞柄利香写真展「❝#小樽暮らし❞の中の運河」●●●
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開催期間:6月21日(水)~7月2日(日)
会 場:市立小樽美術館1階市民ギャラリー・多目的ギャラリー
料 金:無料
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『小樽市では公式インスタグラムを開催することになり、私は小樽市公式インスタ「小樽暮らし」に写真と文を掲載する、いわゆる「中の人」になりました。
観光地としての魅力ではなく、市民として感じる小樽の魅力を多くの人と共有するために「#小樽暮らし」いうハッシュタグが生まれました。
しかし、常に新しいものを掲載し続けなければならないインスタグラムの写真は「消費される写真」でした。
毎年同じ構図の似たような写真を撮影し、SNSに掲載し続けた結果集まった多くの運河の写真。
旬が過ぎ、過去のものとなり、見向きもされなくなった写真が、撮影から5年、10年と経った今、それらは経年化したものなのか、経年で価値が変わったものなのか。そんな実験的な要素も含めた展示としたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・眞柄利香』
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【同時開催】
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◇◇◇ Collection ストーリー③羽山雅愉の見つめた運河 ◇◇◇
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開催期間:6月28日(水)~7月2日(日)
会 場:市立小樽美術館1階市民ギャラリー
料 金:無料
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市立小樽美術館
住所:小樽市色内1丁目9−5
TEL:0134-34-0035
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・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
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