観光案内所からのお知らせ

おたる水族館…本館2階水槽リニューアル『サンゴとマングローブの海』3/18~

2023.03.24

おたる水族館本館2階の水槽がリニューアル。

『サンゴとマングローブの海』と題したエリアができました。

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伊勢館長にお話を伺いました

おたる水族館のこのマングローブの花が咲いて、

種が落ちたんです。なかなかそんなことはなかったんですが

これを機にマングローブの展示もしっかりやっていかないとだめだね。

という話になりました。

サンゴとマングローブというのは暖かい海のゆりかごなんです。

色々な生き物がそこで生まれ育ち生きていける、隠れ場所がある。

マングローブが今どんどん減ってきています。

マングローブというのは暖かいところの海水の沿岸で育つ植物の総称。

これがなくなると温暖化が加速します。

絶対的、生き物の暮らす場所がなくなります。

サンゴがいて色々な生き物がいて、

食べる食べられるという繋がりがあって、

はじめて生態系が出来てくる。

やっぱり我々がなおしていかなければ。

辺野古の埋め立てなど、

失なわれたものはなかなか元にはもどりません。

その部分を今一度思い返しましょうということで

担当者に言って3つの水槽を新しくしました。

不思議なんですけど 「熱帯の海の水槽」

1日ずっと水槽を見ていても飽きない。

色々な種類が色々な共存をしている。

ソギンチャクの滞在している場所が動くんですけど

イソギンチャクが動くとクマノミの居場所も移動します。

こないだ見た時の水槽となんか違うね。

と子供たちに感じてもらえたらと思います。

● 熱帯の海の水槽

これまで3つの水槽に分かれていた水槽を

幅2m70cm・高さ60cm・奥行き60cmの1つの大きな水槽に変更。

この水槽にはたくさんの生き物たちが生活し、

それぞれが生きるためのスタイルを持っています。

それぞれの生き物が持つ特徴や行動を発見してみてください。

イソギンチャクとカクレクマノミ

イソギンチャクとセジロクマノミ

お気に入りの生き物を探してみましょう。

● サンゴの水槽

海の中を彩り、幻想的な世界を作り出すサンゴの生態などについてご紹介します。

緑色の蛍光色です。きれいに輝いていました。

サンゴとは

サンゴは樹木のように枝分かれしているものもあり、

見た目は植物のようにも見えますが、

イソギンチャクやクラゲの仲間で、刺胞動物に含まれます。

サンゴが動物だという事を初めて知りました。

昆布みたいな植物だと思っていました。みなさんご存じでしたか。

サンゴについては解説板をゆっくり読んでみましょう。

● マングローブとそこに棲む生き物たちの水槽

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マングローブの生育場所

潮の満ち干(干満)の影響を受ける場所を「潮間帯」と呼びますが、

主に熱帯から亜熱帯の潮間帯に生えている植物がマングローブです。

 干潮のときには海水に浸かっていないので、

陸上の森林のようにも見えますが、潮が満ちて満潮になると海の中に

生えている森のようにも見えるので「海の森」とも呼ばれることがあります。

満潮時は、マングローブの根元の周りでは

たくさんの小魚や稚エビなどを見ることができます。

(おたる水族館の展示パネルより)

メヒルギ

ミナミトビハゼ

ミナミトビハゼ解説板です。

イラストがかわいい。そして勉強になります。

ヒメツバウオ

おたる水族館
https://otaru-aq.jp/
小樽市祝津3丁目303番地 電話:0134-33-1400

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