観光案内所からのお知らせ

2022小樽市制100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開(8/28 小樽港第2号ふ頭岸壁・3号ふ頭岸壁)に行ってきました

2022.09.19

ブログ発信が遅くなりましたが、

2022年8月28日(日)に開催された

「2022小樽市政100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開 」

の様子をご紹介します。

小樽市は本年で市制100周年を迎えます。

この機にあわせて、小樽港や市民の暮らしを守る公的機関の役割等を紹介し、

理解を深めていただくことを目的として、港湾関係機関船舶一般公開を行いました。

クルーズ客船にっぽん丸も入港しました。

🚢 2022小樽市政100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開 🚢

◆ 日時:2022年4年8月28日(日)10:00~15:00

◆ 場所:小樽港第2号ふ頭岸壁(9番・10番・11番)、第3号ふ頭岸壁(12番・18番)

◆ 参加機関

・小樽海上保安部 巡視船えさん

・海上自衛隊余市防備隊 ミサイル艇くまたか

・水産庁北海道漁業調整事務所 漁業取締船白竜丸

・北海道開発局小樽開発建設部 港湾業務艇みずなぎ

・小樽市 ひき船たていわ丸

◆ イベント

1.関係船舶一般公開(港湾業務艇みずなぎを除く4隻)10:00~15:00まで

2.小樽港みなと見学会(港湾業務艇みずなぎ・第3号ふ頭岸壁18番)

  午前2回(受付10時から)、午後2回(受付13時から)

  先着20名×4回=80名

※会場図などの詳細につきましてはコチラ⇩

2022小樽市政100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開[PDF:495KB]

● 開会式

10:00会場で開会式が行われました。

/

迫 俊哉小樽市長より挨拶

「小樽市制100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開にたくさんの皆様に

お集りいただきまして、心からお礼を申し上げたいと思います。

また、関係機関の皆様におかれましては、日頃より小樽市の港湾行政に

多大なるご理解、ご協力を賜りありがとうございます。

今年節目の年をむかえました。

港と共に発展をし、古くは北前船をはじめとするさまざまな

商船の往来に賑わい

やがて石炭の積出港として北海道開拓の重要な役割を担ったところであります

現在、小樽港は製粉工場や、飼料工場の原料を扱う穀物取扱機能

物流の大動脈でありますフェリー航路

そして中国との物流を担うコンテナ航路

そしてクルーズ船の寄港地とさまざまな機能を併せ持つ

重要な港に成長しております。

北海道経済に大きな貢献をいたしているところでございます。

また昨年12月、港湾計画を改訂いたしまして

さらなる港湾機能の強化を図るために

港湾施設の整備をすすめていくこととしております。

さらには小樽港には海上輸送の安全確保や

港の開発、又、海技教育に関わる公的な機関が多く置かれており

物流や人流のみならず、さまざまな役割を担っているところでございます。

今年の春には水産庁の「白竜丸」の定係港になり

外国漁船の取り締まり役を後方支援する大変大きな

使命を担うことになりまして

小樽港としても大変光栄に思っている所でございます。

本日は、海上自衛隊余市防備隊、小樽海上保安、水産庁北海道漁業調整事務所、

北海道開発局小樽開発建設部、国立小樽海上技術短期学校の皆様の協力のもと

5隻の船が集合しているほか、ブースも設けているところでございます。

小樽港や市民の暮らしを守る公的機関の役割につきまして

理解を深めていただく、良い機会でありまして

又、普段中々見学できない船舶もありますので

皆様には多くの船をご覧頂きたいと思っております。

また、8月25日(木)飛んでクルーズ北海道で出港されました

「にっぽん丸」が周遊を終えまして、このたび寄港するということで

「にっぽん丸」にもこのイベントに花を添えていただくことになっております。

多くの皆様に喜んでいただけるのではないかと思っているところでございます。

最後になりますが、今日のイベントが市民の皆様が

港をより身近に感じていただける機会

あるいは、港湾関のはたしている役割について

ご理解をいただけるきっかけになるような

そういった期待をいたしまして

開会にあたってのご挨拶とさせていただきます。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

挨拶の後はおたる潮太鼓の打演。

会場にはキッチンカーがならびました。

● 体験乗船

🚢 北海道開発局小樽開発建設部 港湾業務艇みずなぎ

10時前にたくさんの方が並ばれていました。

体験乗船

● 港湾関係機関船舶一般公開

🚢 海上自衛隊余市防備隊 ミサイル艇くまたか

ミサイル艇「くまたか」

・全長:50m  ・幅:8.4m ・ 総トン数:200トン

本艇は、平成12年度に建造を始めた「はやぶさ」型ミサイル艇の4番艇であり、

平成15年3月に就役しました。

 ミサイル艇は、機動性、即応性及び打撃力に優れた小型高速船艇で、

我が国周辺において敵艦艇を撃破するとともに潜搬入などの不法行動対処する

哨戒・沿岸防備艦艇です。

🚢 小樽海上保安部 巡視船えさん

小樽海上保安部に配備される最新鋭1,000トン型巡視船です。

・船型番号:PL12

・全長:96m  ・幅:11.5m ・ 総トン数:1,500t

🚢 水産庁北海道漁業調整事務所 漁業取締船白竜丸

・総トン数:1,598トン ・全長:84.22m ・幅員:12.50m

2022年4月から、水産庁の漁船取締船「白竜丸」が小樽港に定係。

日本海大和推周辺水域やオホーツク海域での違法操業などの

取り締まり強化を図っています。

水産庁の庁旗が漁業取締船のファンネルマーク(煙突のマーク)にも

なっています。「水」ですね。

🚢 小樽市 ひき船たていわ丸

・総トン数:196トン ・全長:30.07m ・幅員:9.60m

◎ひき船たていわ丸のお仕事

・大型クルーズ船や大型貨物船が港に入港する時の手助け。

 たていわ丸より大きな船を4000馬力の力で押したり引いたりします。

 タグボートとも言われています。

・火事になった船の火を消すことも出来ます。

 1分間に5,000ℓの海水を飛ばすことができます。

・エンジントラブルの船をレスキューすることもあります。

たていわ丸のお仕事

★ クルーズ客船 にっぽん丸

・総トン数:22,472トン ・全長:166.65m 

・全幅:24.00m ・喫水:6.56m

・船籍:日本 ・所属:商船三井客船

●にっぽん丸 公式サイト
※にっぽん丸は見学はできません。ふ頭の立ち入りも禁止です。

「にっぽん丸」と「くまたか」

「にっぽん丸」と「えさん」

「白竜丸」の船上から見た「にっぽん丸」

普段は見ることのできない船舶の一般公開。楽しいイベントでした。

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