観光案内所からのお知らせ
ブログの発信が遅くなりましたが、
小樽市総合博物館本館で2022年8月20日(土)に開催された
2022小樽市制100周年記念事業
鉄道歴史体感プログラム 限定コラボ「蒸気機関車 in 機関車庫三号」
をご紹介します。
アイアンホース号は通常は機関車庫1号に格納されていますが、
このイベントでは機関車庫3号に格納されました。
蒸気機関車アイアンホース号が機関車庫3号に
入庫、出庫する様子をみてきました。
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鉄道歴史体感プログラム 限定コラボ「蒸気機関車 in 機関車庫三号」
◆日時:2022年8月20日(土)・21日(日) 14:00~15:00
◆場所:小樽市総合博物館本館・屋外展示場 重要文化財「旧手宮鉄道施設」
◆対象 どなたでも
◎当日の流れ (時間は目安です)
・機関車庫3号への入庫 14:00~
・蒸気機関車と機関車庫の見学 14:10~14:45
・機関車庫3号から出庫 14:50~
◎旧手宮鉄道施設についてはコチラ
◎歴史体感プログラムとは
小樽市総合博物館では国指定重要文化財「旧手宮鉄道施設」の付加価値を高め
当時の風景を再現することで、生きた歴史の体感・体験を通じて文化財への
理解を深める取り組みを行っています。
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● 機関車庫3号への入庫
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転車台にて方向転換
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機関車庫3号への入庫
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● 蒸気機関車と機関車庫の見学
・機関車庫3号
明治18年(1885)しゅん工の現存するわが国最古の機関車庫。創建時は「煉化石造機関車室」。設計者は、当時の農商務省北海道事業管理局炭礦鉄道事務所鉄道科長・平井晴二郎。室内は、間仕切り壁で東側に1室、西側を車両2台分の空間に区分している。西側の室内は、中央に石造り八角形の柱を建て、小屋梁を設けている。東側の1室は機関車を吊り上げて修繕することができる構造とするために、壁厚を増し、小屋組を補強している。レンガは「フランス」積み。
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右側の建物が機関車庫3号です。
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機関車庫3号の見学
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アイアンホース号(Porter4514)は明治42(1909)年にアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグにある機関車製造会社H.K.ポーター社で製造されました。製造番号は4514番、ボイラー側面にはそのことを示す製造銘板が取り付けられています。
アメリカと中米グアテマラ共和国で、農産物の輸送や観光鉄道などに使用されてきましたが、平成8(1996)年から小樽交通記念館で動態保存・展示が開始されました。
現在は小樽市総合博物館に引き継がれ、構内での運行が継続されています。平成21(2009)年8月には生誕100年祭が催されました。
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明治28(1895)年、手宮工場で製作された国産2番目の蒸気機関車で、現存するものとしては最古の車両です。日清戦争の勝利を記念して大勝号と命名され、国有化後は7150形と呼ばれました。
しづかなどの輸入車両を参考に、余剰部品を使って製造されましたが、独自の改良も随所に施されています。
手宮駅構内の車両入換作業や炭鉱での輸送に従事し、昭和22(1947)年に役目を終えました。昭和29(1954)年に元の姿に復元され、北海道大学附属植物園にしばらく展示されました。
昭和39(1964)年に準鉄道記念物に指定されたのを機に、小樽の北海道鉄道記念館で保存され、現在に至ります。平成22(2010)年には鉄道記念物に昇格しました。現在は機関車庫三号で展示されています。
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キハ031
この気道車は1956年(昭和31)にローカル線用に造られ、
ディーゼルエンジンをはじめバスの部品を使っていることから
レールバスともよばれました。
北海道でも各地で使われましたが、小型で朝夕の通勤通学時など
多量輸送には向かず耐用年数も短かったため、
活躍した期間はそれほど長くはありませんでした。
キハ03型は北海道の寒さや雪に対する装備がなされています。
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機関車庫3号の煙突からアイアンホース号の煙りが出ていました。
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◎ 機関車庫3号に「3」が集合
小樽市総合博物館の方が「3」がそろいましたね。
と言われたのであらためて見てみると
機関車庫3号・アイアンホース号は「3」・大勝号「30」・キハ031
でした。偶然でしょうか。すごいですね。
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アイアンホース号は「3」
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大勝号「30」
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キハ031
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● 機関車庫三号から出庫
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◎旧手宮鉄道施設についてはコチラ
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・11:30・13:30・15:30
※各回先着20組(1組4名まで)
※各発車時刻の1時間前から正面玄関入口で乗車券を配布。
・運休日:火曜日、10月3日(月).10月12日(水)の全便運休
10月5日(水).10月13日(木)の11:30発便は整備点検のため運休。
アイアンホース号の今年最後の運行は10月16日(日)です。
運行終了後に「おやすみセレモニー」(雨天中止)を行います。
(令和5年4月まで運休します)
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小樽市手宮1丁目3番6号 電話:0134-33-2523
・営業時間:9:30 ~ 17:00
・入館料
一般 400円
高校生 / 小樽市在住の70歳以上の方が200円
中学生以下は無料
・休館日 :毎週火曜日 (祝日の場合は翌日)
※上記以外に臨時休館する場合があります。
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・旧ブログ「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
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