観光案内所からのお知らせ

「第29回 向井流水法会」(8/4 東小樽海水浴場)のお知らせ

2019.08.03

毎年恒例の「向井流水法会」が

8月4日(日)東小樽海水浴場で公開されます。

伝承文化の維持継続のために、毎年公開されています。

「向井流水法」は小樽市指定無形文化財です。

向井流の泳ぎをご覧になりませんか。

江戸幕府の御船手泳ぎを、現在も継承しているそうです。

●市指定無形文化財 向井流水法 (小樽市HPより引用)

「向井流」は15世紀頃、伊勢(現在の三重県)地方でうまれ、

主に御船手の泳法として確立しました。

その後、会津(福島県)、佐倉(千葉県)、佐野(栃木県)、松江(島根県)などに伝わり、

小樽には明治28(1896)年元会津藩士によって伝えられました。

泳ぎの基本は、飛び込むときも泳ぐときも常に目標から目を離さない、

実用的なものです。そのため、泳ぎの姿勢は立ったような状態が基本となり、

水中を歩くような足技「あおり足」や足首のスナップを生かして

前足の裏で水を踏み込む「踏込扇(ふみこみおうぎ)」などが特徴的です。

● 第29回 向井流水法会

・日時:令和元年8月4日(日) 10:00~11:30ごろ

・場所:東小樽海水浴場(小樽市船浜町)日赤救護隣り

・・・・東小樽海水浴場の場所は海水浴場オープン情報をご覧ください。

・アクセス:JR小樽築港駅からは徒歩約20分、タクシーで5分

・お問合せ:0134-23-3432(竹原さん) / 0134-26-3830(村上さん)

◇ 昨年の「向井流水法会」様子 ◇

・開会式

向井流水法の22種目の遊法が披露されました。その中からいくつかご紹介します。

・水筆

・太刀渡し

水中で刀を渡す。

・配膳游

膳が水面に触れぬように泳いで手渡す。

・扇子諸返し(せんすもろがえし)

足の指の間に扇子を挟み、旋回しても水に濡れることなく泳ぎます。

最後は「抜手雁行」でした。

・抜手雁行

太鼓に合わせ、雁が陣を組んで飛ぶように泳ぎます。

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