谷崎潤一郎 『春琴抄』 あらすじ
ふたつの墓から物語は始まる。
大阪、道修町の薬種商の家に生まれた春琴は、幼くして光を失い、三味線の道へ進む。美しく、誇り高く、激しい気性をもつ春琴は、天性芸道に明るく、悟りも早いとして、師匠の春松検校にその道をつけられた。
その身のまわりの世話をする奉公人佐助は、わがままな春琴を「こいさん (お嬢さま)」 と、呼び親しむ。
やがて自らも三味線を学び、弟子として彼女に仕えるようになる。佐助にもまた、優れた耳と音曲の才があった。厳しい稽古と折檻にも耐えながら、ひたすら芸を磨いてゆく佐助。春琴の日常生活の些事に亘っても、面倒を見た。二人は深く結ばれてゆくが、春琴はあくまで師匠、佐助は弟子。決して夫婦とは名乗らない。
やがて三味線の師匠として名を成した春琴を、思いもよらぬ惨事が襲う。
ある三月の夜中、春琴は何者かに熱湯を浴びせられ、美しい顔に大きな傷を負った。気位が高く、人に容赦のない春琴には、日頃から敵も多かった。いったい誰の仕業なのか。変わり果てた姿を佐助に見られることを拒む春琴。そのとき佐助は―――。
互いになくてはならない存在であった、 春琴と佐助。それぞれ、真に己をみつめて生きた二人の生涯を、朗読とヴァイオリンでお届けします。
日時:2026年11月6日(金)18:30開演(開場18:00)
会場:市立小樽文学館
入場料:前売り ¥1,500 当日 ¥2,000
おとがたりプロフィール
女優 長浜奈津子とヴァイオリン奏者 喜多直毅による 朗読ユニット。 物語のファンタジーを声と楽器で空間に 立ち上げ、 即興的に互いの間 抑揚 言葉に反応し進行 するパフォーマンスは臨場感にあふれ、聴き手は物語に 居合わせるかのような印象を抱く。 来場者のみならず文 学研究者からも高い評価を得ている。
「市立小樽文学館」 における~おとがたり 朗読公演~
「吉田一穂の世界~白鳥古丹」 「夜長姫と耳男 (坂口安吾)」 「高野聖 (泉鏡花)」
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件名に 公演名11/6おとがたり小樽公演 「春琴抄」 申込み 本文に、お名前・お電話番号・参加人数を、ご明記下さい。
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