おたる コラム
2020年は北海道の鉄道が開通して140周年を迎える節目の年でした。
そして、そのレールが敷かれたのは小樽からでした。
そして、そのレールが敷かれたのは小樽からでした。
線路は続くよ、小樽から、どこまでも
時代が明治に突入すると、北海道は札幌を中心に発展していきます。幌内(三笠市)で良質な石炭が発見され、それを本州へ運び出す港として室蘭港などが候補に挙がりますが、最終的に石炭の積み出し場所として選ばれたのは小樽港でした。
小樽と幌内を繋ぐため、まずは小樽港から札幌を結ぶ鉄道工事が1880年(明治13年)に始まります。着工から1年も経たない早さで、同年11月に小樽と札幌の鉄道が開通。それから2年後の1882年11月に札幌と幌内の鉄道が繋がり、小樽ー幌内間が全通しました。
それを記念するモニュメントが小樽市総合博物館本館(手宮)の構内にあります。その名前はゼロマイル・ポイント(北海道鉄道開通起点標)、北海道の鉄道は小樽を”基準となるゼロ”に定め、線路を伸ばしていったのです。
以前、別の目的で博物館に行った時にこのモニュメントを偶然見つけて解説を読み「ここから始まったんだ」と冒険心を擽られ、一人でニヤリと笑っていたのを覚えています。
最初は石炭を運ぶ線路でしたが、やがて人も行き来できるようになります。小樽で水揚げされたニシンを背負って札幌まで売りに行く行商なども増えました。中には、一攫千金を夢見た人も居た事でしょう。
小樽と幌内を繋ぐため、まずは小樽港から札幌を結ぶ鉄道工事が1880年(明治13年)に始まります。着工から1年も経たない早さで、同年11月に小樽と札幌の鉄道が開通。それから2年後の1882年11月に札幌と幌内の鉄道が繋がり、小樽ー幌内間が全通しました。
それを記念するモニュメントが小樽市総合博物館本館(手宮)の構内にあります。その名前はゼロマイル・ポイント(北海道鉄道開通起点標)、北海道の鉄道は小樽を”基準となるゼロ”に定め、線路を伸ばしていったのです。
以前、別の目的で博物館に行った時にこのモニュメントを偶然見つけて解説を読み「ここから始まったんだ」と冒険心を擽られ、一人でニヤリと笑っていたのを覚えています。
最初は石炭を運ぶ線路でしたが、やがて人も行き来できるようになります。小樽で水揚げされたニシンを背負って札幌まで売りに行く行商なども増えました。中には、一攫千金を夢見た人も居た事でしょう。
それから140年
■POINT
・明治13年(1880)11月 北海道に初めての鉄道(小樽-札幌間)が開通した。
・2020年は北海道鉄道の開通140周年だった。
・港と鉄道を持つ小樽は、北海道の発展に重要な役割を担っていった。
■筆者おススメSPOT
①旧国鉄手宮線
廃線は散策路として活用され、線路の上を歩いたり散歩したりすることが出来ます。
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/sumai/machidukuri/temiyasen/keikaku.html
②ゼロ・マイルポイント
市指定史跡として小樽市総合博物館構内に北海道鉄道開通起点(ゼロマイルポイント)が置かれています。
*入館料必要
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/gakushu_sports/bunkazai_isan/bunkazai/
③小樽百貨UNGA↑
洗練された商品を通じて、小樽の歴史と簡単に触れ合えることが出来ます。
https://unga-plus.com/
参考文献
小樽市教育委員会 2020『教材「小樽の歴史」』
・明治13年(1880)11月 北海道に初めての鉄道(小樽-札幌間)が開通した。
・2020年は北海道鉄道の開通140周年だった。
・港と鉄道を持つ小樽は、北海道の発展に重要な役割を担っていった。
■筆者おススメSPOT
①旧国鉄手宮線
廃線は散策路として活用され、線路の上を歩いたり散歩したりすることが出来ます。
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/sumai/machidukuri/temiyasen/keikaku.html
②ゼロ・マイルポイント
市指定史跡として小樽市総合博物館構内に北海道鉄道開通起点(ゼロマイルポイント)が置かれています。
*入館料必要
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/gakushu_sports/bunkazai_isan/bunkazai/
③小樽百貨UNGA↑
洗練された商品を通じて、小樽の歴史と簡単に触れ合えることが出来ます。
https://unga-plus.com/
参考文献
小樽市教育委員会 2020『教材「小樽の歴史」』