観光協会からのお知らせ
※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
休日に小樽や札幌から「ちょっと遠くまで行きたいな〜」と思う方へおすすめしたい『大人のニセコドライブ』。
前編では、小樽を出発して、休憩がてら『仁木町観光管理センター』に立ち寄り、仁木町産の果物を使ったジェラートに舌鼓。
北海道を代表する農業の町『共和町』では、現在建設中の道の駅を眺め、未来に思いを寄せました。
続くこの後編は、倶知安町にある"絶品ベーグルと珈琲の店"からスタートします!
その後『神仙沼』に待ち受けるまさかの光景も必見です(笑)
素敵な笑顔と、絶品ベーグルと珈琲|Nao-buns

今回の旅で、どうしても立ち寄りたかった場所。それが、2026年3月に倶知安でグランドオープンした「Nao-buns」です。おしゃれなベーグルカフェとして、すでに話題になっています。

お店に入った瞬間、まず感じたのは、“落ち着く空気”。最近のおしゃれカフェって、素敵だけれど少し緊張することもありますよね。でも、Nao-bunsは違いました。
木のぬくもりがあって、あたたかな優しい空気が流れている。どこか海外のカフェのような雰囲気なのに、不思議と居心地がいいんです。

店主は、本郷奈緒(ほんごう なお)さん。奈良県出身で、20歳の頃からアメリカへ留学。アメリカやカナダでの生活を経て、製菓を学びながら、カフェやレストランで経験を積んできたそうです。実際にお話ししてみると、とても気さくで、やわらかな関西弁も印象的。
「やっと念願のカフェをオープンしました」
と笑う奈緒さんからは、お菓子や料理を通して、地域の人やお客様を笑顔にしたいという想いが伝わってきました。

ホテルへのスイーツ提供などを続けながら、少しずつファンを増やし、ついに実店舗をオープン。“好き”を積み重ねて形にしたお店には、やはり特別な空気感があります。
今回いただいたのは、「生ハムたまごサラダドリンクセット」(1,350円)と、「チキンアボカドドリンクセット」(1,450円)。

もっちりとしたベーグルに、生ハムの塩気とたまごサラダのやさしい味わい。シンプルなのに、しっかり満足感があります。そしてチキンアボカドは、女性ならきっと好きな組み合わせ。アボカドのまろやかさと、しっかり食べ応えのあるチキンで、ドライブ途中のランチにぴったりでした。

そして、このコーヒーにも“小樽とのつながり”がありました。Nao-bunsで提供しているコーヒーは、銭函の「8A GARAGE COFFEE」の豆を使用。しかも、Nao-bunsのためだけにブレンドされた特別なコーヒーなんです。ニセコで過ごしているのに、ふと小樽とのつながりを感じられる。小樽や札幌から訪れる私たちにとって、こういう“ご縁”って、なんだかうれしいですよね。香ばしさの中にやさしい飲みやすさがあり、ベーグルとの相性もぴったりでした。

そして店内で、もうひとつ目を引いたのが、レトロで可愛らしい置き物。実はこれ、小樽で奈緒さんが見つけたものなんだそう。錆びた質感や、どこか愛嬌のある表情。こういう遊び心が、お店の空気をやさしくしてくれるんですよね。

さらに驚いたのが、テーブルなどの塗装も奈緒さん自身で行っているということ。インテリアも、自分で少しずつコーディネートしているそうです。だからなのか、どこを見ても“誰かのセンスを真似した感じ”がなく、とても自然。海外のカフェ文化、ニセコの自然、そして奈緒さん自身の「好き」が、店内に心地よく溶け込んでいました。

今回お土産に選んだのは、
・りんごのNYチーズケーキ
・珈琲チーズケーキ
・ニセコキャロットケーキ
の3種類。

どれも、“素材を大切にしている”ことが伝わる味でした。旅先で食べて終わりではなく、家に帰ってからも余韻を楽しめる。そんなところも、Nao-bunsの魅力です。
Nao-buns
北海道虻田郡倶知安町南2条西1丁目1-14
ホームページ
今回の目的地がまさかの…|神仙沼
そして今回のニセコドライブで、実はもうひとつ大きな目的がありました。
それが、「神仙沼」。ニセコパノラマラインを訪れるなら、一度は歩いてみたい人気スポットです。

山の景色を眺めながら車を走らせ、「そろそろ着くかな〜」なんて話していたのですが……。なぜか途中から車が少ない。
「あれ?こんなに空いてる?」
そんな“ちょっとした違和感”を感じながら現地へ向かいました。

そして到着してみると……。そこには、まだまだ残る雪。木道の先には雪が積もっていて、途中から前へ進めない状態でした。

ニセコパノラマライン自体は開通していたものの、5月12日の時点では、神仙沼の散策にはまだ少し早かったようです。
「これは無理だね(笑)」なんて話しながら、引き返すことに。でも、不思議とガッカリ感は少なくて。むしろ、“北海道の春ってこういう感じだったな〜”と、改めて感じました。旅って、予定どおりにいかないこともある。でも、そんなアクシデントも含めて、旅の醍醐味なのかもしれません。
これから神仙沼へ行こうと思っている方は、6月頃からがちょうど良いかもしれません。

出典:共和町ホームページ
神仙沼
北海道岩内郡共和町前田
ホームページ
帰り道まで、ちゃんと楽しい|道の駅 ニセコビュープラザ
その後は気持ちを切り替えて、帰り道へ。

途中、「道の駅 ニセコビュープラザ」にも立ち寄りました。店内には、ニセコ産の野菜や加工品、お土産がずらり。
この時期は、野菜や花の苗などもたくさん並んでいて、「あ、北海道の春って始まったばかりなんだな〜」と感じます。地元食材が豊富なニセコらしく、見ているだけでも楽しい場所です。

さらに、Nao-bunsさんの“お得なはしっこパウンド”も発見。山盛りのパウンドケーキが入ってこの値段!?と思ってしまうほどお得で、出会えたらラッキーな人気商品だそうです。

そして帰りは、赤井川村を経由して小樽へ。最後に立ち寄ったのが、私のお気に入りスポットでもある「毛無山展望所」。

ここから見える小樽の景色が、本当に好きなんです。昔から変わらないこの風景。……当たり前なんですけどね(笑)
でも、この景色を見ると、「帰ってきたな〜」と思えるんです。
ニセコまで行って、最後に小樽の景色を見る。この流れが、個人的にはすごく好き。予定どおりにいかないこともあった今回の旅。
でも、美味しいものを食べて、景色を見て、少し寄り道して。そんな“のんびりした時間”こそ、大人のドライブ旅の楽しさなのかもしれません。

道の駅 ニセコビュープラザ
北海道虻田郡ニセコ町字元町77-10
ホームページ

小樽通編集部ライター 高久模夫(たかくのりお)
小樽生まれ小樽育ちのアラフォー男子。甘いものとコーヒーをこよなく愛し、趣味はサウナと健康にいいことをとことん追求する“健康オタク”。飴屋を引き継ぐ、四代目“あめ男”、小樽観光案内人1級の資格を活かして「小樽を観光地日本一にする」ことを密かに目論む水面下活動家でもあります。ライター活動もその一環。地元民だからこそ伝えられる、小樽の奥深い魅力を発信していきます。
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