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小樽観光の定番である小樽運河ですが、散策路や橋から眺めるだけではない運河の楽しみ方もご紹介します。情緒あふれる小樽運河を、100年の歴史を感じながら歩いてみましょう。
小樽運河を歩いてみた
運河の全長は1,140m。石畳の散策路が整備されており、その途中には4つの橋が架かっています。海に向かって右端にある浅草橋から散策スタートです!
小樽運河が歩んできた歴史はこちら小樽運河
浅草橋のすぐ近くには小樽芸術村 西洋美術館。旧浪華倉庫を活用した建物で、19世紀後半から20世紀初頭に欧米で制作されたステンドグラスや、アールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品、家具などの西洋美術品をお楽しみいただける美術館です。
ショップでは LUPICIAの紅茶のカップアイスや、生ビールなども販売しているので運河を眺めながら休憩もできちゃいます。


浅草橋の街園は撮影スポットになっています。観光案内所もあるので、ここで情報収集や小樽の観光ガイドマップを手に入れることもできますよ。

観光案内所の左側には、小樽市民の水道水である水が流れ出ています。この場所は、小樽の水道が創設された大正3年から昭和30年代まで使われていた水道栓が設置されています。歴史を感じられる貴重なスポットとして、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

こんなところで、小樽の水にまつわる歴史が知れるとは !
浅草橋から中央橋に向かって歩きます。この散策路は人通りも多く、絵を描いている人やギターを弾く人の姿も。反対側には石造倉庫群が昔の姿のまま残されており、小樽ビールなどの飲食店に利用されているんです。

中央橋のたもとは小樽運河クルーズの発着所になっています。 個性あふれるキャプテンのガイドのもと約40分かけて運河や小樽港を巡ります。 船の上からだと運河がひと味違って見えますよ!

ガス灯や建物からの明かりが運河の水面に映り、ロマンチックな雰囲気

中央橋にも街園があり、 運河北部(通称:北運河)にそびえ立つ旧北海製罐㈱小樽工場第3倉庫が奥に見えてきます。


中央橋から龍宮橋に向かって歩いていくと一気に人通りが少なくなり、のんびりとした時間が流れています。

ここだけ景色が開けて見えます

龍宮橋のすぐそばに旧北海製罐㈱小樽工場第3倉庫が登場!大正13年(1924年)にできた建物で、今年で100歳を迎えます。


昨年から本格的にライトアップが開始!
ここからは、小樽運河本来の40mの幅になっている「北運河」エリアです。昔ながらの運河の風情を存分に味わえます。
かつて小樽運河は全体を通して約40mの幅がありましたが、埋め立て論争の末、北運河以外は道路建設のために埋め立てられ、現在の約20mの幅となりました。北運河は、当時の姿を今に残す貴重な場所として、多くの人々を魅了しています。

ここまで小樽運河をのんびりと歩くのもいいですが、プロにお願いするのもあり! 人力車「えびす屋」のお兄さんたちが北運河をご案内。

「小樽の0から100までご案内します!」
事前予約か、中央橋や浅草橋で見かけたら気軽にお願いしてみて!