おたるからのお知らせ
耳のなかで鳴る音や、居ても立ってもいられなくなるあの感じを、季節にたとえたら夏しかない。(朝倉かすみ『てらさふ』)より)
朝倉かすみは小樽市生まれの小説家。小樽市立東山中学校を卒業、高校・短大時代は、石狩市で過ごす。
30歳のとき小説を書き始め31歳から創作教室に通い、43歳で作家デビュー。
本展は、小樽をはじめ北海道を舞台にした作品も多く、優れた物語構成・巧みな比喩表現に定評がある朝倉かすみの作品から小樽を舞台にした「タイム屋文庫」「てらさふ」「ぼくは朝日」を中心に、いま最も活力ある作家の魅力を作品世界とともにご覧いただける展示です。
【日時】
2021年6月26日(土)~2021年8月15日(日)
9:30~17:00
【場所】
市立小樽文学館展示室