おたるからのお知らせ
本展では、大正から昭和にかけて興隆した「新版画」をご紹介します。
新版画とは、版元の渡邊庄三郎が創始した、江戸の浮世絵の彫摺技術を基にした新しい木版画のことです。木版の美質を活かした色彩豊かで清新な作品の数々は、国内のみならず海外の愛好者からも高い人気を誇りました。昭和に入ってからはさまざまな版元が制作に参入したほか、私家版の制作に挑戦する作家も現れ、より多様な作品が生み出されていきました。
本展では、新版画の代表的な画家である川瀬巴水や吉田博らによる作品を中心に、新版画の黎明期から成熟期までを辿ります。めくるめく新版画の世界をお楽しみください。
会期/6月6日(木)~7月16日(火)※6月26日(水)のみ休館
会場/小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店
開館時間/9:30~17:00(最終入場16:30) ※7月13、14日は20:00まで開館(最終入場19:30)
入場料/一般1,000円、学生700円、高校生500円、小・中学生400円
※ あわせて旧三井銀行小樽支店内をすべてご覧いただけます
※ 大学生・高校生・中学生は学生証の提示が必要です
※ 障がい者手帳をお持ちの方無料(介護者の方は1名様のみ無料)
