毎年恒例の「向井流水法会」が
8月4日(日)東小樽海水浴場で公開されます。
伝承文化の維持継続のために、毎年公開されています。
「向井流水法」は小樽市指定無形文化財です。
向井流の泳ぎをご覧になりませんか。
江戸幕府の御船手泳ぎを、現在も継承しているそうです。
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●市指定無形文化財 向井流水法 (小樽市HPより引用)
「向井流」は15世紀頃、伊勢(現在の三重県)地方でうまれ、
主に御船手の泳法として確立しました。
その後、会津(福島県)、佐倉(千葉県)、佐野(栃木県)、松江(島根県)などに伝わり、
小樽には明治28(1896)年元会津藩士によって伝えられました。
泳ぎの基本は、飛び込むときも泳ぐときも常に目標から目を離さない、
実用的なものです。そのため、泳ぎの姿勢は立ったような状態が基本となり、
水中を歩くような足技「あおり足」や足首のスナップを生かして
前足の裏で水を踏み込む「踏込扇(ふみこみおうぎ)」などが特徴的です。
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● 第29回 向井流水法会
・日時:令和元年8月4日(日) 10:00~11:30ごろ
・場所:東小樽海水浴場(小樽市船浜町)日赤救護隣り
・・・・※東小樽海水浴場の場所は海水浴場オープン情報をご覧ください。
・アクセス:JR小樽築港駅からは徒歩約20分、タクシーで5分
・お問合せ:0134-23-3432(竹原さん) / 0134-26-3830(村上さん)
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◇ 昨年の「向井流水法会」様子 ◇
・開会式
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向井流水法の22種目の遊法が披露されました。その中からいくつかご紹介します。
・水筆
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・太刀渡し
・水中で刀を渡す。
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・配膳游
・膳が水面に触れぬように泳いで手渡す。
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・扇子諸返し(せんすもろがえし)
・足の指の間に扇子を挟み、旋回しても水に濡れることなく泳ぎます。
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最後は「抜手雁行」でした。
・抜手雁行
・太鼓に合わせ、雁が陣を組んで飛ぶように泳ぎます。
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