観光案内所からのお知らせ

小樽市鰊御殿…4月8日(土)オープン

2017.04.06

今年の「小樽市鰊御殿」のオープンは4月8日(土)です。

小樽市鰊御殿
小樽市祝津3丁目228番地 電話:0134-22-1038

・開館期間:平成29年4月8日(土)~平成29年11月23日(木・祝日)
開館期間中は無休です。
・開館時間:9:00~17:00(10月16日(日)からは16:00閉館)
・入館料   :大人300円
高校生・小樽市内にお住いの70歳以上の方150円
中学生以下は無料
・アクセス
バス:中央バス小樽駅前ターミナルから「おたる水族館」行き乗車

終点「おたる水族館」下車(25分) 後、

徒歩5分
小樽海上観光船 :小樽港第3号ふ頭から乗船 祝津港下船(20分)後、

徒歩10分

※今年の小樽観光船の運航は4月22日~10月15日


小樽市鰊御殿

小樽市鰊御殿は明治30(1897)年、
西積丹の古宇郡泊村に建てられ、
その後、昭和33(1958)年、当時創立70周年を迎えた、
北海道炭鉱汽船株式会社がおたる水族館近くの
小樽市祝津に移築復元。

移築後、小樽市に寄贈され、
昭和35(1960)年に、北海道の民家では初めて
「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定。

館内には、にしん漁の資料や道具などを展示。

当時の作業スタイルを無料で体験することもできます。
思い出に記念撮影はいかがですか。

・外観

入口の看板『鰊御殿』と書かれています。

・1階

屋内には鰊漁や鰊加工に使われた道具や写真などが展示。

・2階

●昔の衣装で記念写真を撮りませんか
無料ですので、お気軽にご利用下さい。

●鰊御殿由来記
小樽市鰊御殿そば鳥居左横の石に『鰊御殿由来記』が記されています。

鰊御殿由来記 (鰊御殿由来記より引用)
本道西海岸の鰊御殿は明治から大正へかけて
全盛を極めた 俗に鰊御殿と稱する當建築物
は後志國古宇郡泊村の漁業家田中福松氏が
全盛時代に数ヶ年を費やし明治三十年に完成し
たもので間口十六間 奥行七間 切妻造天窓
付二階建の代表的魚場民家である
昭和三十三年北海道炭礦汽船株式會社は創立
七十周年記念事業の一として これを譲り受
け 本道最初の鉄道をはじめ當社事業にゆか
りの深い小樽へ移築して市へ寄贈した
本道鰊漁業全盛時代をしのぶことのできるこ
のような貴重な遺構は既に稀有な存在となり
昭和三十五年五月三十一日 民家として初め
て北海道文化財に指定された
ここにいさゝか由緒を誌し後世に傅える所以
である
昭和三十五年七月吉日
北海道炭礦汽船株式會社
取締役社長 萩原吉太郎
酒井慶次書